「すごく暑いんですけど」
そう言ったはすごい形相で(可愛いのにもったいない!)俺を見てた。
「夏だから暑いに決まってんじゃん」
「そうね。そうねー。だから家でのーんびりクーラー浴びてごろごろしていたいの」
「たまには外でねぇと太るじゃん?」
「暑い」
は「なんでこんな暑い日に暑苦しい男と出かけなきゃいけないの」とかぶつぶつと
言ってる。(それ普通にショックなんだけど!)
「久し振りにと遊びたかったんだからしょうがねぇじゃん!」
「赤西」
「ん?何、今のかっこよかった?!」
「…バカ西黙れ」
「…。」
「とりあえずさあ、どっかお店入ろ。暑い」
「OK!」
なんかの表情が怖すぎてよく見てなかったけどやっぱり私服可愛いな〜(制服とは違う可愛さ!)
ってか暑いからってそんなに薄着してたら俺ドキドキするんだけど!
「…赤西」
「ん〜?」
「顔キモくなってますけど」
「は、うそまじで!?(やべー!)」
「どーせ綺麗なお姉さんでも見てたんでしょ」
「いや、の事見てたんだけど。」
「………はいはい。」
と言って店に入っていった。
の耳が赤いのは気のせい?
「赤西ー、これ」
「奢れって?」
「うん」
「はいはい。」
買ったアイスを渡すと笑顔でありがとー、と言ってきた。(やべぇ可愛い)
「これからどこに行くの?」
「ん―…。決まってねぇ」
「ふーん…。じゃあ私、アクセ買うから一緒に選んでよ」
「俺が?」
「うん」
ちょっと大人っぽいのと男の子がつける様なのが欲しいんだよねー。と言いすぐ店に入っていった。
なんか行動力があると言うか、思い立ったらすぐ!って感じだよなあ。って。
「ね、これよくない?」
「俺こっちのほうが似合うと思うけど」
「あー本当。じゃあこれにする!」
はすぐ会計に行った。
1人で色々と見てたら一目で印象に残った物があった。
少し悩んで、にばれないようにこっそり買った。
「はー。たくさん買えて良かった!ありがとねー」
「機嫌よくなったな」
「うんまあ。でも暑いからもう誘わないでね」
「酷ッッ!あ!、これ。」
俺が差し出した小さな箱を見てきょとん、とした顔で何これ、と聞いてきた。
「あけていいの?」
「うん。―…あ、やっぱ駄目!目ぇ閉じて」
「は?まあ良いけど。」
―…うわ、睫毛長ッ!肌綺麗だな〜…じゃねぇ!
急いで箱を開けての指に…指輪をつける。
「…開けて、いい?」
「うん」
「―…指輪??」
「これに絶対似合うって思ったからさー」
「赤西さん」
「んー?」
「なんで左の薬指なんですかー」
「え、予約」
「はい?」
「いつか結婚するための予約〜☆」
「…馬鹿」
「、顔真っ赤なんだけど」
「…暑いの!」
「ふ〜ん♪」
すげえ暑いけどこんな1日もいいよな?
(でも暑いからもう誘っちゃ駄目なんだよなあ…)(…良いよ。いつでも誘ってよ。///)