「…暑い」
こんにちわ☆と申します!
只今夏休み真っ最中でとても幸せな日々を送っていました!
…送っていました。
でも、昨日衝撃的な事件が起きてしまったのです!
…エアコンが壊れました!!!!!!!!!!!!!!
うちわで扇いだって扇風機をつけたってあのエアコンが醸し出す涼しい空間は作り出せません!
「死ぬ…。」
とにかく今の感想ですか?
暑い・ムカツク・アイス食べたい。(えへっ)
「アイス食べたい…。アイス食べたい!!!」
冷蔵庫にアイスなんてものは入ってないし今家には1人だからお母さんとかに頼む事も出来ない。
え、お母さん?タッキー&翼のコンサートに行きましたけども。ええ、娘を置いて。
自分で買いに行けば良いじゃないかって?
理由は1つです。
お金が無い。もちろんお母さんに根こそぎ盗られたんですよ。
グッズを買うからとか言って。まああとで返してくれると思うけど。
「アイス食べたいアイス食べたい」
そういって窓の外に目を向けると、夏なのに真っ白な肌の子を発見してしまいました。
「…玉ちゃん!!!!」
あの真っ白感は間違いないですね!
同じクラスの真っ白王子玉森裕太君ですよ!
急いでミュールを履き外に出ました!
「玉ちゃん!」
「(げ)…。」
「(げって顔しやがった!)玉ちゃんどこに行くの?」
「(あ、ちょっと怒ってる)…本屋」
「え、コンビニ!?」
「本屋」
まあ、本屋だけど良いや!
コンビニによってもらえば!
「玉ちゃん!」
「…何?」
「(なんでそんなにだるそうなんだ!)冷たいアイスを奢ってください」
「えぇ…。(だから俺本屋行くって)」
「いーじゃーん!」
「お金持ってないわけ?持ってるよね。自分で買ってよ。それじゃあ」
「玉ちゃん―ーーー!ない!ない!お金無い!」
「そんなに貧乏だったの?」
「お母さんから盗られたの!ねー奢ってよ!」
「俺本屋行くから。藤ヶ谷先輩にでも奢ってもらってよ」
「あーそっか太ちゃん先輩!」
「(もう一押し)藤ヶ谷先輩優しいから、ねだったら色々買ってくれそうじゃん」
「確かに…!え〜どうしよう!」
「(もういいかな…)」
「じゃあーそうする」
「(よし!)」
「(ん?…玉ちゃん私から逃れようとしてるな!)…やっぱやーめた!今食べたいもん!」
「(ええ!?)藤ヶ谷先輩すぐ来てくれるって。」
「やーだー!」
「えー…。」
「玉ちゃんに奢ってもらうアイスがいいの!」
「!(ちょっとドキってした…。)…良いよ」
「本当!?やったあ!」
「(あー可愛い)」
本当に玉ちゃんは優しいですね!
大好き!
(あ!でも太ちゃん先輩にジュースとか買ってもらお!)(俺が奢ったのが良いって言ったじゃん…!)
玉ちゃんの夢書くの初めてだ…!
玉ちゃんってなんであんなに白いんだろう…。
羨ましい…!!!